水耕栽培とは

水耕栽培とは土壌を要せずに、水を土台とする栽培方法です。ホームセンターなどに植木鉢や土壌の買い出しが不要であり、ペットボトル一本から始められる、めんどくさがり屋さんと家計にやさしい栽培方法です。

〇メリット

  • 誰でも始めやすい
  • 基本的に場所を選ばない
  • 土壌栽培より生育が早い
  • 土を使用しないため、部屋が汚れない(土づくりが不要)
  • 害虫が発生しにくいため、無農薬で育てることができる
  • 土を使わず、季節や天候に左右されずに育てられる

〇デメリット

  • 根っこが環境変化に弱い
  • 根菜類の栽培が難しい
  • 苗栽培でないと、種が発芽しないこともある。苗から育てるよりも時間がかかる。

注意すべき点


根っこが環境変化に弱い」ということです。様々な先駆者方の記録を拝読し、「植物の根は人間の心臓部に等しい」というのが所感です。

水耕栽培に限らず駆け出し植栽者が植栽を始めるときに頭に浮かぶのは、「日当たり肥料の質害虫の脅威」でした。しかし、本当の答えは「根っこ日光」のように思えて仕方ありません。

根っこを守るための4か条

  • 肥料の過剰摂取
    何に対しても言えることですが、食べすぎや過剰摂取は人間でいう、肥満や糖尿病につながります。適正量であること。または水で薄めるが良いとのことです。
  • 乾燥に弱い
    人間のお肌や髪の毛と一緒で、乾燥は根っこ部分にダメージを与えてしまいます。水に浸しているのに何故乾燥してしまうのか。一般的に「エアコンなどの空調の風が直接当たっている」、「直射日光にさらされている」ことが原因と思われます。

    私の経験上ですが、エアコンの真下は、エアコン内部に蓄積されるホコリやカビが粒子となって植物に降り注ぐ可能性があります。
  • 水温は上げてはならない
    例えるのならば、熱湯に約5時間、浸かることができる方は少ないはずです。水温を上げるということは植物に数時間もお風呂に浸かってもらうような感覚です。加えて、温水は溶け込む酸素の量が少なくなってしまいます。せっかく光合成で得た酸素が無駄になり、呼吸することで出て行ってしまいます。そのため、夏の直射日光水温管理は絶対に守るようにしましょう。遮光シートを用いることで対策することも可能です。

    ・水の温度は20度前後が適温。
    ・夏場は遮光カーテン、また容器に冷却パッドを敷くなりすることで対処が可能。
    ・感覚として、強いUV(太陽光)の当たりすぎはシミの原因になることと同義である。

    【注意事項】
    氷は肥料濃度を変えてしまうため、入れてはいけません
  • 菌が入らないようにすること
    人間の心臓部に菌が入るなんて想像しただけでも大惨事です。菌の侵入経路は直接混入、そして私達の手から侵入します。お手洗いと、水面に蓋をかけることは絶対条件です。

水の用法:水は適量に

水の取り扱いについて、以下に箇条書きします。

〇どんな水を使えばいいのか

水道水で問題ありません。カルキに対する懸念点は水を定期的に交換することで対応できるようです。ただ、ミネラルウォーターはカリウムやマグネシウムが多く過剰摂取になるようですので、栄養素は別途肥料液で補うから大丈夫、と考えるのが吉です。

〇水位は茎まで全体に浸からない

推移は根っこの先端が浸るくらいがちょうど良い。これは養分の過剰摂取を懸念してのことです。根が長く底に滞留していれば見直しが必要です。ポイントとしては、根っこの部分がどれくらい空気に触れることができているか、がポイントになります。

・ペットボトル内に密閉した空気で問題ありません。
・水面がむき出しの状態だと、真夏は蒸発が早く水位の低下が著しいです。

〇水の交換は適度に行う

3日~1週間を目途に水を交換してあげましょう。例えば、植物たちが栄養を食い散らかしたと比喩しましょう。水の中ではその食べかけ栄養素が漂っています。何とか食べられるかもしれませんが、もう食べないかもしれません。結果的に食べ物が腐ると藻や苔(カビと同等)が繁殖してしまいます。植物にとって水はリビングテーブルみたいなものかもしれません。

・肥料液が日光に極端に当たると、藻が発生しやすいです

肥料のチョイス

下記の商品をお勧めします。お勧め理由ですが、成長速度が格段に早く、水耕栽培をされている先人の記事全般で圧倒的におススメとして取り上げられています。

ちなみにこちらの製品を販売されている会社はYoutubeに水耕栽培に関する動画を公開しています。
今回取り上げた内容も紹介されています。

さっそく準備してみましょう

簡単に始めるにあたり、用意するものは下記になります。

  • 野菜の種
  • 液体肥料
  • 苗床(100均などのスポンジ、コットンなど)
  • 栽培容器(ペットボトル、コップなど)

【おすすめ野菜】
葉物野菜では、ハーブ、リーフレタス、ミツバ、ホウレンソウ、ケール、大葉、パセリ、バジル、ラディッシュなどです。芽吹くのが早く、成長の過程が目に見えやすいのでお勧めです。(私はバジルで確認できました)

ミニトマトもお勧めの一つですが、近所の市場に並べているところは見たことありません。

最後に設置場所について

やはり窓際が無難にお勧めです。夏場は水温が上がらないように窓ガラスから離して、直射日光を避けるようにするのがベストです。エアコンの気流に直接当たらない、比較的風通しの良い位置が望ましいです。

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