【菜園-2】これから始められる水耕栽培!

【★結論★】

・水耕栽培とは?
・水耕栽培をする際の注意点を徹底的に抑える!
★これから始める方、始めたばかりの方にお勧めします!

【水耕栽培とは…ザックリ!】

水耕栽培とは土壌を要せずに、水を土台とする栽培方法です。
ホームセンターなどに植木鉢や土壌の買い出しが不要であり、ペットボトル一本から始められる、めんどくさがり屋さんと家計にやさしい栽培方法です。

【メリット】

・誰でも始めやすい
・基本的に場所を選ばない
・土壌栽培より生育が早い
・土を使用しないため、部屋が汚れない(土づくりが不要)
・害虫が発生しにくいため、無農薬で育てることができる
・土を使わず、季節や天候に左右されずに育てられる

【デメリット】

・根っこが環境変化に弱い
・根菜類の栽培が難しい
・苗栽培でないと、種が発芽しないこともある。苗から育てるよりも時間がかかってしまう。

【ココで重要ポイント★】


水耕栽培でとても重要なことを上記に記載しました。
それは「根っこが環境変化に弱い」ということです。
私も駆け出しながら様々な先駆者方の記録を拝読し、「植物の根は人間の心臓部に等しい」というのが所感です。

水耕栽培に限らず駆け出し植栽者が植栽を始めるときに頭に浮かぶのは、
日当たり肥料の質害虫の脅威」…ではないでしょうか?

私も同類でした。しかし、それは間違いだったかもしれません。
正解は、、、「根っこ日光」!…ではないでしょうか。

それでは根っこについて分かったことをまとめます。

【根っこを守るための4か条】

①肥料の過剰摂取

何に対しても言えることですが、食べすぎや過剰摂取は人間でいう、肥満や糖尿病につながります。
適正量であること、これは正義の鉄則!または水で薄めるが良いとのことです。

②乾燥に弱い

人間のお肌や髪の毛と一緒で、根っこにもダメージを与えてしまいます。

水に浸しているのに何故?と疑問でしたが、
・根っこ部に近い苗床(スポンジやコットン)が乾燥してしまうと干ばつ気味になり水の吸い上げを促進してしまう
・根っこは過剰摂取を懸念して水にどっぷりつけない。浸かっていない部分に日光が当たると乾燥してしまう
・人間のお肌でいう、毛穴が開いたままになるため負担が大きくなる(?)

と、推測してみましたが、なるほど納得できます。

対策として、「エアコンなどの空調の風を直接当てない」、「直射日光を避ける」が妥当と思われます。

~※【Warning!】※~
エアコンの真下は私の経験上、とても危険です!
エアコンに蓄積されるホコリやカビが粒子となって植物に降り注ぐ可能性があります!

③水温は上げてはならない

熱湯に約5時間、浸かることができる方は少ないはずです。
水温を上げるということは植物に数時間もお風呂に浸かってもらうような感覚です。
加えて、温水は溶け込む酸素の量が少なくなってしまいます!
せっかく光合成で得た酸素が無駄になり、呼吸することで出て行ってしまいます。

ですので、夏の直射日光水温管理は絶対に守るようにしましょう。
遮光シートを用いることで対策することも可能です。

水の温度は20度前後が適温のようで、夏場は遮光カーテンの採用、また容器に冷却パッドを敷くなり対処が可能。
お肌感として、強いUV(太陽光)の当たりすぎはシミの原因になってしまうから…、と同意識で見てあげてください。植物も乙女みたいなものですね♬


※氷は肥料濃度を変えてしまうため、入れてはいけません
※ちなみに私の失敗はこれが主な原因です…

④菌が入らないようにすること

人間の心臓部に菌が入るなんて想像しただけでも大惨事です(; ・`д・´)
菌の侵入経路は直接混入、そして私達の手から侵入します。

お手洗いと、水面に蓋をかけることは絶対条件のようです。
ペットボトルでの水耕栽培が良い一例になります。

【水の用法:水は適量に】

水の取り扱いについて、以下に箇条書きします。
黙読しながら心中で叫んでみましょう、「水の呼吸!」(笑)

①どんな水を使えばいいのか

水道水で問題ありません。
カルキに対する懸念点は水を定期的に交換することで対応できるようです。
ただ、ミネラルウォーターはカリウムやマグネシウムが多く過剰摂取になるようですので、栄養素は別途肥料液で補うから大丈夫、と考えるのが吉です。

②水位は茎まで全体に浸からない。根の先端部が当たればよい。

養分の過剰摂取を懸念してのことです。根が長く底に滞留していれば見直しが必要です。
ポイントとしては、根っこの部分がどれくらい空気に触れることができているか、が大事です!
※ペットボトル内に密閉した空気で問題ありません。
※水面がむき出しの状態だと、真夏は蒸発が早く水位の低下が著しいです。


一本、二本だけ長いという場合ですが、記載はありませんでした。
他の根っこに影響が大きく表れそうですので、水位は変更しないほうが合理的に考えて良い、と置いておきます。

③水の交換は適度に

3日~1週間を目途に水を交換してあげましょう。
例えば、植物たちが栄養を食い散らかしたとしましょう。水の中ではその食べかけ栄養素が漂っています。
何とか食べられるかもしれませんが、もう食べないかもしれませんし、食べ物が腐ると藻や苔(カビと同等)が繁殖してしまいます。
※肥料液が日光に極端に当たると、藻が発生しやすいです

植物にとって水はリビングテーブルみたいなものかもしれません。

【肥料のチョイス】

下記の商品をお勧めします。
お勧め理由ですが、成長速度が段違いでした(*´▽`*)
また、水耕栽培をされている先人の記事全般で良い製品として取り上げられています。

始めたてでこだわってしまうと、一向に先に進めず前例のない問題にぶつかる可能性もあります。
ビギナーズラックが無難です!

ちなみにこちらの製品を販売されている会社はYoutubeに水耕栽培に関する動画を公開しています。
今回取り上げた内容も紹介されています。

【さっそく準備してみましょう!】

簡単に始めるにあたり、用意するものは下記になります。

・水
・野菜の種
・液体肥料
・苗床(100均などのスポンジ、コットンなど)
・栽培容器(ペットボトル、コップなど)

【おすすめ野菜】
葉物野菜では、
ハーブ、リーフレタス、ミツバ、ホウレンソウ、ケール、大葉、パセリ、バジル、ラディッシュなどです。
芽吹くのが早く、成長の過程が目に見えやすいのでお勧めです。(私はバジルで確認できました)

ミニトマトもお勧めの一つですが、私の近所で入手できなかったため万が一を考慮しました。

【最後に設置場所!】

やはり窓際が無難にお勧めです。
夏場は水温が上がらないように窓ガラスから離して、直射日光を避けるようにするのがベストです。
エアコンの気流に直接当たらない、比較的風通しの良い位置が望ましいです。

【本白書の学び】
栽培する植物を自分と見立て、自分が不快な環境は同様に与えるべきではない。

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